米Red Hatと米IBMは,メインフレーム・コンピュータ製品系列「IBM System z」へのサーバー向けLinux「Red Hat Enterprise Linux」導入推進で協業する。両社が米国時間5月9日に明らかにしたもの。 Red HatがSystem z専任の技術スタッフを増員するなどして,両社は販売前および販売後の技術サポート体制を強化した。他社のソリューション開発を支援するほか,共同ソリューション開発/提供にも取り組む。 またRed Hatは同日,米Intelのパソコン向け管理技術「Intel vPro」に対応するソフトウエア・プラットフォーム「Virtual Appliance OS」を発表した。同プラットフォームを利用すると,Intel vProで管理可能な仮想環境を構築できる。2007年末にVirtual Appliance OSのベータ版を公開し,2008年に一般