米IDCは米国時間2009年6月4日,クラウド・コンピューティング・サービスの課金管理システムへの投資が,2008年の1500万ドルから2013年には3億5000万ドルに達するとの予測を発表した。 IDCは,クラウド・コンピューティング・サービスは電気通信分野と同じように,トランザクション・ベースの課金システムを確立すべきだと考える。同社次世代ネットワーク・オペレーション担当ディレクタのElisabeth Rainge氏は,「クラウド・コンピューティング・サービスの課金システムは,電気通信分野のそれと関連性が高く,厳密性,スケール,技術など,学べることが多い」と説明する。 電気通信分野向けに課金管理システムを提供しているベンダーには,米Amdocsや米Convergysのように,トランザクションの査定を包括的な請求システムの中核に据えている企業がある。一方で,個別に的を絞ったサービスを提供
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