「グリーンIT」をキーワードに、米AMDと米インテルがしのぎを削りはじめた。プロセサの消費電力を抑えることで、より高密度のブレード・サーバーなどへの採用を競う。AMDが新アーキテクチャで先行。インテルは製造プロセスで対抗する。 口火を切ったのはAMD。9月11日、次期プロセサ「Quad-Core AMD Opteron(開発コード名はBarcelona)」を世界同時に発表した。処理能力向上を図りながら、消費電力は従来製品同等に抑える。東京・六本木の発表会場に登壇したフィル・へスター米本社上級副社長兼CTO(最高技術責任者)は、「余分なエネルギー・コストをかけない省電力型プロセサを開発した」と強調する(写真1の右)。 対するインテルも、米サンフランシスコで開催した「IDF(Intel Developer Forum=開発者会議)」の初日となる9月18日(米国時間)、ポール・オッテリーニ社長兼
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