大和ハウス工業は2009年3月末、イントラネット用システムが動くサーバー15台を、IIJテクノロジーの仮想化ホスティングサービス「IBPS」に移行した。従来は同社の本社ビルで運用していたが、データセンター移転に伴って移行を決めた。 Webアプリケーションサーバー15台を米VMwareの仮想化ソフトを使って仮想化し、IIJテクノロジーが管理するサーバー5台に移行した。各仮想マシンの起動イメージは、障害に強いSANストレージ上に保管する。これによりハード障害でシステムが利用できなくなる危険性は低くなった。 自社のハードウエア上で動いていたシステムを外部サービスに移行したことで、ハードウエアやストレージの運用作業は必要なくなった。大和ハウス工業のイントラシステムに関する運用負荷は約2割低減したという。 大和ハウス工業はやはり3月末に、本社に設置していたそのほかのサーバーをIIJ(インターネットイ
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