ラスベガス発--Microsoftは米国時間7月28日、IT管理者がASLR(Address Space Layout Randomization)やDEP(Data Execution Prevention)などの影響緩和策を古いバージョンのWindowsで使用するのを支援するツールの新バージョンを発表した。 このツールはEnhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)と呼ばれるもので、セキュリティ上の緩和技術を任意のアプリケーションに適用し、一般的な攻撃ベクターによる攻撃を防ぐものだ。 Microsoftによれば、EMETはASLRとDEPを古いバージョンのWindowsで実現するだけでなく、これらの緩和策を採用していない既存のサードパーティソフトウェアでも、緩和策を利用できるようにしてくれる。 Microsoftのセキュリティレスポンスセンター