Microsoftは米国時間2010年7月28日、同社のセキュリティ情報開示プログラム「Microsoft Active Protections Program(MAPP)」に、米Adobe Systemsが2010年秋から参加すると発表した。Adobe製品に存在するセキュリティホールなどの情報を、同プログラムのメンバー企業65社へ提供していく。 MAPPは、Microsoftのリリースしたセキュリティアップデート(修正パッチ)の詳細情報をセキュリティソフトウエア企業に開示する取り組み。セキュリティベンダーの対応を迅速化/効率化させ、マルウエアなどの被害からユーザーを守るのが狙い。これまでMicrosoft製品を対象としていたが、今後はAdobe製品に関するセキュリティ情報も配信する(関連記事:Microsoft,新たなセキュリティ情報開示プログラム「MAPP」「Exploitabilit
1984年日立製作所 ソフトウェア事業部入社。2004年からソフトウエアの設計、事業企画を担当。2007年から情報・通信グループ経営戦略室にてクラウドコンピューティングや情報・電力融合事業戦略を担当後、2010年4月から情報制御システム社新事業推進本部長。 オールジャパン競争力強化実行委員会とは 情報システムの有力ユーザー企業18社のCIO(最高情報責任者)およびCIO経験者で構成する組織。IT(情報技術)ベンダーに対して、CIOの率直な疑問を「CIO公開質問状」として発信する活動を展開。CIO側の疑問の理解と、ITベンダー側の改善努力を促し、IT活用を通じた日本企業の国際競争力向上につなげることを目指す。 事務局は、月刊ビジネス誌『日経情報ストラテジー』編集部と、東京コンサルティング代表の石堂一成氏が共同で務める。それぞれ、CIOが参画する中立的な勉強会である「日経情報ストラテジー CI
このブラウザーはサポートされなくなりました。 Microsoft Edge にアップグレードすると、最新の機能、セキュリティ更新プログラム、およびテクニカル サポートを利用できます。 SOA、SaaS、およびクラウド コンピューティングを取り巻く問題や機会は、事実上、ビジネス スタッフと IT スタッフの間のコミュニケーション格差を増幅します。このようなアーキテクチャやテクノロジの新しさがその理由の一部です。この記事では、こうした新しいモデルがもたらす技術的な機会を組織のニーズに結び付ける方法についてのガイダンスを提供します。 Ric Merrifield および Dennis Stevens ビジネスの大きな変化を飛行中の飛行機を修理することにたとえるのは、複雑さ、リスク、および混乱の観点からするとなかなか良いたとえで、サービス指向アーキテクチャ (SOA)、サービスとしてのソフトウェア
ラスベガス発--Microsoftは米国時間7月28日、IT管理者がASLR(Address Space Layout Randomization)やDEP(Data Execution Prevention)などの影響緩和策を古いバージョンのWindowsで使用するのを支援するツールの新バージョンを発表した。 このツールはEnhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)と呼ばれるもので、セキュリティ上の緩和技術を任意のアプリケーションに適用し、一般的な攻撃ベクターによる攻撃を防ぐものだ。 Microsoftによれば、EMETはASLRとDEPを古いバージョンのWindowsで実現するだけでなく、これらの緩和策を採用していない既存のサードパーティソフトウェアでも、緩和策を利用できるようにしてくれる。 Microsoftのセキュリティレスポンスセンター
ワシントン州レドモンド発--Microsoftは米国時間7月29日、ホスト型の電子メールおよびポータルソフトウェアを3つの大規模顧客に提供する契約を公表し、顧客を依然獲得し続けていることをGoogleに対して示した。 Microsoftは、Dow Chemical、Hyatt Hotels、およびジョージア大学が、「Microsoft Online」として知られる同社のホスト型の電子メールおよびポータルソフトウェアを利用していると述べた。今回の発表は、Microsoftが当地で開催するファイナンシャルアナリストミーティングに合わせて実施された。 Hyattの最高情報責任者(CIO)であるMike Blake氏はインタビューで、これまで「Lotus Notes」を利用してきた同社は、Google、Microsoft、およびIBMのLotus部門のクラウドベースサービスを検討した結果、Micr
前回は、クラウド対応データ・センターに必要な3つの要件として、「簡素化」、「共有」、「セキュア」の3つを挙げました。このうえで、第1の要件であるネットワークの簡素化を実現するためのアプローチ(全部で3ステップ)を解説しました。 今回は、残る2つの要件、つまり「共有」「セキュア」について解説します。さらに、簡素化を含めた全3つの要件にまたがった「自動化」についても解説します。さらに、クラウドを利用するオフィス環境やモバイル環境の最新動向を説明します。 クラウド対応インフラの要件「共有」 まずは、データ・センターの2つ目の要件である「共有」について解説します。 今日のデータ・センターを見ると、互いに物理的に分離した、複数種類のネットワークが混在しています。データ通信やNAS(Network Attached Storage)向けのEthernet、FC(Fibre Channel)のSAN(S
クラウド対応インフラの3つの要件 前回は、企業ネットワークが抱える課題である3階層アーキテクチャの問題点を明らかにするとともに、問題解決のヒントとして「ネットワークの簡素化」を提唱しました。今回は「ネットワークの簡素化」に対する具体的なアプローチの例を解説します。 3階層アーキテクチャの問題点は、高遅延、複雑性、高コストです。これらを解消しない限り、企業はクラウド本来の価値を実感できません。そこで「ネットワークの簡素化」が重要になります。ネットワークを簡素化すれば、性能、拡張性、経済性を高められるからです。 ネットワークの簡素化により、クラウド・インフラに求められる効率性や柔軟性が増し、リソースを共有しやすくなります。一方で、リソースを共有できるようになると、データやトランザクションの整合性を維持するため、データ・フローをセキュアにする必要が生じます。 これら(簡素化、共有、セキュア)を、
今、ネットワークに何が起こっているのか 昨今、クラウド・コンピューティングが注目されています。本連載では、この新しいITモデルを支えるネットワーク・インフラの要件について、ジュニパーネットワークスの考えを示すとともに、現在入手できる製品/サービスを紹介していきます。 この60年あまりの間に、ITは大きく進化しました。しかし、利便性と経済性を両立しなくてはならないという課題、つまり、性能と拡張性を向上させながら、同時にコストを削減するという課題は、変わりなく存在しています。果たして、クラウドは、この課題の救世主になれるのでしょうか。 クラウドによって利便性と経済性を両立できるようになるかどうかは、クラウドを支えるネットワーク・インフラにかかっています。 ネットワーク・トラフィックは、年々増え続けています。インターネットが普及し、2000年前後からはデジタル時代が到来し、ネットワーク上を流れる
TechThrob.com UbuntuやFedoraといったGUIプラットフォームには、ネットワークトラフィックを表示するアプリケーションが用意されていることが多い。ただしそれらアプリが出力するトラフィック情報は大雑把で、個別の情報は表示されないことがある。またGUIアプリでは、sshでログインした状態でネットワークトラフィックを調査するといった作業ができない。 How to Monitor Network Traffic in Linux - Techthrob.comにおいてLinuxやUnixなどでネットワークトラフィックのモニタリングを実施するための2つのツールが紹介されている。コマンドラインで動作するツールなので、ssh経由でログインして使うことができる。紹介されているツールと活用例は次のとおり。 iftop(8) ネットワークトラフィック情報を表示するツール。IPとポート番号
米国ノベル社は現地時間27日、ソフトウェアアプライアンスとクラウドベースのアプリケーションを公開できる、新しいオンライン・ショーケース「SUSE Gallery」を発表した。 ソフトウェア・アプライアンスとは、アプリケーション、ミドルウェア、OSをあらかじめ組み合わせ、単一のデータイメージに統合したもの。「SUSE Gallery」はSUSE Studioの登録ユーザーであれば利用可能で、自身の個別業務や個人的なニーズに対するソリューションとなる公開されたアプライアンスを検索し、そのアプライアンスを無償でダウンロード可能。ISV、アプリケーション開発者、システムエンジニアは、自身のアプライアンスを他の人々と共有したり、宣伝したり、協力し合ったり、自由にやり取りしたりできる。アプライアンス形式のため、エンドユーザーは従来型のソフトウェア・アプリケーションに多く見られたインストールや設定の面倒
日本OSS推進フォーラムは2010年7月30日、Rubyで開発したプロジェクト管理ツール「Open PJC」と開発支援ツール「Traxi」および「Customize Tool for Open PJC(CTOP)」をオープンソースソフトウエアとして公開したと発表した。 Open PJCは、 アースインターシステムズが開発、販売しているプロジェクト管理ツール「PJC」をRuby on Railsで再構築したもの。プロジェクトの進ちょく管理や損益管理などの機能を備える。プロジェクトの作業手順やチェックリストのひな型や、過去のプロジェクトで使用した書類などを登録できる文書管理機能により、「経験の浅いプロジェクトマネジャでも、ひな形や過去のプロジェクトの書類を再利用することでプロジェクトの段取りを効率化できる」(アースインターシステムズ)という。 Traxiは、Open PJCのために作成したRu
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