最近小説を読むようになりました。 まずは基礎教養として、ラヴクラフト。クトゥルフ神話ですね。 よく聞くけど読んだことのないものとしてホッブスの『リヴァイアサン』と並ぶシリーズです。 『リヴァイアサン』は一読したけどもう一度読みたい。ちゃんと理解しているとは思えない。 ラヴクラフトはとりあえず全集の最初の方の『インスマウスの影』『闇に囁くもの』『クトゥルフの呼び声』あたりを。 おもしろい! SAN値が削られる、という慣用句がしみじみとわかる恐怖感ですね。 全体的な構成として なにかひどい、怖いものが存在する。 それはとてもひどくて怖いので人類の表現からは隔絶しており、その残滓、飛沫のようなものがうっすらと人類社会ににじんでいる。 そのにじみですら人間の理解を超えているから、うわずみみたいなものが怪奇現象として人間の文脈で語られる。 好奇心はネコをも殺す。人間の好奇心がその怪奇現象に引き寄せら