若者たちの「サイバーな秘密空間」が問題化(2) 2006年3月 2日 コメント: トラックバック (0) Kevin Poulsen 2006年03月02日 (3/1から続く) マイスペースが絡んだ性犯罪を扱う報道が非常に増えていることから、事件が多発しているという印象はどうしてもぬぐえない。また、こうした報道が、マイスペースが「親にとってはまさに悪夢のような存在」だという見方の、最も説得力のある論拠になっている。しかし、実情と照らし合わせると、ひどく誇張されているのも確かだ。 実際、マイスペース関連で起きたとして報道されている性犯罪の数は、米国内でこれまで告発されてきた性犯罪の全体数と比較すると、ごく少数にすぎない。米国立少年法センター(NCJJ)が昨年8月に発表した調査結果によると、連邦捜査局(FBI)が収集したデータを分析した結果、2000年に米国内で警察当局に報告があった法に触れる