ハロルド作石先生の描く漫画家漫画である。ハロルド先生自身「まんが道」に多大な影響を受けたそうで、「バクマン。」同様に平成の漫画家漫画の代表作になる臭いがプンプンするぜ。漫画を描くしか取り柄のない主人公が漫画家デビューを目指す。1巻は賞を受賞するまでで盛り上がるのはこれから。ぶっちゃけ面白くなるのは2巻、3巻なんだけど期待値込みで。しかし、「7人のシェイクスピア」の続きはどうなってるんだろうか…? 9位「千年万年りんごの子(2)」
素晴らしい書評は以下↓ 古谷実は毎度同じテーマで書き続けているように感じる。どんなテーマかというと、「生きているって何か」とか「人生の意味」とか、漠然として曖昧な、厨二病をこじらせたようなテーマだ。 『僕といっしょ』『グリーンヒル』『ヒミズ』『シガテラ』『わにとかげぎす』と過去の作品すべてに共通している。 そして今回の『ヒメアノール』に繋がってるのだが、今回驚いた。 前回までの作品には雲がかかったような、「ハッキリとしなさ」に覆われていた。物語としてはシャープな展開があっても、読後に何が残っているかと問われると「?」なものが多かった。当時やたら面白く、興奮して読んだ『ヒミズ』についても、読後感については一緒だ。でもまぁ当然なのかもしれない。テーマが、曖昧さそのものを本体としているようなテーマなんですから。 しかし、今回の『ヒメアノール』は少しだけ違う。形を見せ始めた著者の意志を感じる。たぶ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く