04kc030 賈 音 指導教員 坂本 直志 准教授 目次 1. はじめに 2.予備知識 2-1.SSHで利用するアルゴリズム 2-2.SSHに対して起こりうる攻撃 3.SSHプロトコル 3-1.プロトコルの概要 3-2.SSHの通信手順 4.SSH-1の脆弱性と改良 4-1.完全性チェックの脆弱性 4-1-1.リプレイ攻撃の可能性 4-1-2.パスワードクラックの可能性性 4-1-3.SSH-2における改良 4-2.チャレンジ-レスポンス方式 4-2-1.SSH-1の公開鍵認証 4-2-2.SSH-2の公開鍵認証 4-3.ホスト鍵認証バイパス 4-4.経験に基づく総当り攻撃 4-4-1.キーボードを用いた対話的な認証 4-4-2.経験に基づく総当り攻撃 5.SSHにおけるトレードオフ 6.まとめ 7.参考文献 1.はじめに リモートコンピュータと通信し、それを操作するプロトコルとして、T
2. もくじ ► おさらい ► クライアント(ssh/scp)の話 ポート転送の話 多段ssh その他の転送の話・他のオプション ► サーバ(sshd)の話 ► ちょっとした疑問 ► セキュリティの話 ► まとめ 2 / 62 5. RFC RFC 4250 The Secure Shell (SSH) Protocol Assigned Numbers RFC 4251 The Secure Shell (SSH) Protocol Architecture RFC 4252 The Secure Shell (SSH) Authentication Protocol RFC 4253 The Secure Shell (SSH) Transport Layer Protocol RFC 4254 The Secure Shell (SSH) Connection Protocol RF
sshでログインしたホストAから、さらに別のホストBにsshで接続する際に、ssh agent forwardingという便利な仕組みがある。ssh agent forwardingを使えば、ホストAのログインに使用したprivate key/public keyのペアを、ホストBへのssh接続に利用できる上に、パスフレーズはホストAへのログインの際に1回だけ入力すればOK。 仕組みとしては、ホストAからホストBへのssh接続の際に、ホストBからの鍵要求をホストAがログイン元へ転送することで、ホストAのログインに使用した鍵ペアの利用を可能にしている。OpenSSHの場合、ssh agent forwardingにおける情報のやりとりはUNIX domain socketを使って行っている。UNIX domain socketは、/tmp/ssh-"ランダムな文字列"/agent."sshd
PuTTY で SSH2 接続するとき、毎回パスフレーズを入力するのがめんどくさいという理由で pageant を常時起動してる人も多いのでは。そんな pageant の仕組みと、使っていく上でのリスクが気になったので、ちょっくらソースを読んでみた。プロセス間通信の仕組みPuTTY や WinSCP3 など、pageant を利用するアプリケーションは、何らかの方法で pageant と通信しているはずだ。この通信処理を実装しているのが winpgntc.c であり、PuTTY も WinSCP3 もソースコードに winpgntc.c を含んでいる。リクエスト側細かくなるけど、PuTTY や WinSCP3 がリクエストするときの手順は次のようになっている。pageant の(非表示になっている)ウインドウを FindWindow 関数で探し出す。CreateFileMapping 関数
以前 2.(gateway で netcat を ssh 経由で実行することによる転送)はよくわからないけど失敗 多段 rsync がめんどくさい - daily dayflower と書きましたが,なんとなく仕組みがわかってきたので書きます。 2年前くらいに流行ってたネタなので今更感満点。 まとめ 単純に到達できない場所に ssh でつなぐために ProxyCommand という [http://www.openbsd.org/cgi-bin/man.cgi?query=ssh_config:title=ssh_config] の設定子が使える ProxyCommand とは ssh クライアントと標準入出力でやりとりする 多段 ssh をする際に ProxyCommand で指定すると有用なものとして下記のものがある nc (netcat) OpenBSD や RedHat 系には(お
多段SSHの話。 2008-05-02追記 ncの-w secオプションで、一定時間通信がなければncが終了するようにしました。このオプションを指定しないと、sshコネクションを切った後でもncのプロセスが残留してしまいます。 2010-03-08 OpenSSH 5.4以降のnetcat mode (ssh -W host:port ...) を使えば、ncコマンドは不要かも。 2010-11-08 zshでNo such file or directoryと言われるのは、これが原因かもhttps://bugzilla.mindrot.org/show_bug.cgi?id=1494 正攻法でこたつにアクセスするには下図のようなSSHアクセスを繰り返さなければならない、といった状況があるとする。 uchi ----> otonari otonari ----> genkan genkan
authorized_keys ファイルについて調べてみたら楽しかった.ポートフォワード専用公開鍵とかいろいろ作れそうです authorized_keys ファイルって単に,公開鍵を入れて置く場所だと思ってました authorized_keys ファイルにはログイン時に自動実行するプログラムとか、環境変数を書いておくとか イロイロ便利な使い方があるのです. 使える設定は以下の通り ログイン時に自動適応する設定は次の通り from="pattern-list" environment="NAME=value" command="command" cert-authority tunnel="n" permitopen="host:port" no-X11-forwarding no-user-rc no-pty Prevents tty allocation (a request to al
五月病が抜け切らないIT系新入社員に贈るシリーズ第1段。 ~/.ssh/configにはいろいろな設定が書けるが、周囲を見渡した限り、あまり活用されているようには見受けられない。そこで、今回は便利な設定をいくつか集めてみた。 長いホスト名に短い名前をつける Host exp1 HostName verrrryyy.looooong.hostname.example.jp ssh verrrryyy.looooong.hostname.example.jpの代わりにssh exp1でログインできるようになる。 ちなみに、zshの場合、configファイルに登録されたホスト名はsshコマンドを打つときに補完されるので更に便利。 特定のホストへログインするときのユーザ名や鍵をカスタマイズする Host github.com User tkng IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
sshにはダイナミック転送という機能がある。この機能を使うと、sshはアプリケーション側にはSOCKSプロクシとして振る舞うが、そこからsshの接続先までは暗号化された状態で通信が行われる。 これだけだと通常のトンネリングとどう違うのかよくわからないかもしれないが、ダイナミック転送の場合は転送ポートを指定する必要がない。ここがダイナミックと表現される所以だろう。 例えば、オフィスAにある開発サーバdev1にオフィス外からアクセスしたいとする。しかし、dev1はオフィス外には公開されておらず、踏み台サーバladd1を経由してしかアクセスするしかない。ladd1はsshのみが動いており、これまではsshのトンネリング機能を使ってアクセスしてきたのだが、ウェブアプリケーションをデバッグする際はいちいちウェブアプリケーションのポート毎にトンネルを掘るのが面倒くさい。オフィスに限らずデータセンターへ
sshファイル転送2つの方法、scpとsftp scpの特徴は? 図1はscpが動いているときのイメージを図にしたものです。利用者がサーバにあるファイルを取り出す指定をすると、scpのクライアントプログラムはsshサーバに接続して、「『自分あてにファイルを送る』コマンドを起動しなさい」という命令を送ります。 命令を受け取ったsshサーバは、シェルと呼ばれるプログラムを起動し、そのシェルが「sshの通信路を使ってファイルを送り返す」プログラムを起動します。これにはscpという名前のプログラムを使います。プロトコルと同じ名前が付いたプログラムです。 このscpは指定のファイルを読み出して、同じ通信路に流し込みます。するとそのデータはscpクライアントに届きます。scpクライアントはこれを保存してゆくことで、ファイル転送を実現します。 このときscpクライアントプログラムとsshサーバプログラム
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