リンゼイ・ベックは、非営利のNASDAQが実現できないか考えた。(David Maxwell/The New York Times) 水と油を混ぜられるかもしれない──退屈な非営利(NPO)産業に、金融業界とウォール街が革命を起こせるのではないか。 がんサバイバーの女性を支援する慈善活動を立ち上げたリンゼイ・ベックは、ペンシルベニア大学ウォートン・ビジネススクールで学んでいたときに、ずっと考えていた思いに突き動かされた。 「非営利のNASDAQを作れないだろうか」 NPOの世界に、利益主導の株式市場と同じ機能を持つ場を作るという発想は、最初は矛盾だらけにも思えた。「過激な発想だったし、私も無知なところがあったのでしょう」と、ベックも認める。 しかしこの1年、彼女は自分のアイデアを追求してきた。十分に興味を引く発想でもあり、ゴールドマン・サックスやドイツ銀行の幹部、さらにはバラク・オバマ米政
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