米国時間の3月9日朝にアップルが公開したApple Watch。10日午前には、東京でもお披露目会が開催された。 いつもとは少しばかり雰囲気が異なるのは、ハンズオン(手に取って使用すること)イベントに招待されているプレスに、ファッションアイテムや腕時計に精通したジャーナリストや評論家が加わっているためだろう。 想像に難くないとは思うが、腕時計およびファッションといったカルチャー分野として確立した世界と、機能や実用性が前面に出てきやすいデジタル製品の世界は、評価基準や”製品”との対峙手法がまったく異なる。 筆者はデジタル製品向けにはジャーナリストとして接しながら、オーディオやビジュアル製品といった機能や性能よりも感性に訴える部分に価値を見いだす製品ジャンルにも関わっている。 オーディオ&ビジュアル(AV)が、大きくデジタル方向に振れてからは、デジタル製品との境目がなく見えているかもしれないが
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