健保・年金向け業務システムの開発および販売を手がけるユニバーサル・ビジネス・ソリューションズでは設立以来一貫してITインフラを自社で所有してきた。同社にはその事業の性質上、ITに知見のあるスタッフが多く、自社所有・運用というスタイルにコストメリットがあったためだ。 しかし、インターネットの業務利用が社会全体で一般化するにつれ、外部からの攻撃などに起因する障害が多発するようになり、運用管理の負荷も増大していった。休日出勤が常態化するなど、本来の業務に支障をきたし、経営視点からもいよいよ看過できない状況になっていたのだ。 高いスキルを持つ社員がコア業務に従事できる体制を作る――そのためには運用管理の負荷を軽減できるシステムを構築する必要があった。 同社の経営者、システム担当者が口を揃えて「60%ものコスト削減」と「プロフィットセンターへの人員シフト」を語るクラウドソリューションとはどのようなも
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