毎年8月6日の原爆の日に広島市で行われる平和記念式典。核兵器の恐ろしさ、一般市民を無差別かつ大量に殺害することの非人道性、普遍的な平和の尊さを訴える、国際的にも非常に重要な式典だ。だが、こともあろうか広島市の松井一実市長の言動によって、式典の普遍性・正当性に対し、世界の国々から疑問を持たれることになるかも知れない。 今月24日の会見で、松井市長はパレスチナ自治区ガザへの猛攻撃を続けるイスラエルを例年通り招待すると明言。これについて、会見でフリーの女性記者が「ウクライナ侵攻で、ロシアやベラルーシに対し式典への招待を見送っている中、イスラエルを招待することはダブルスタンダード(二重基準)と受け取られるのではないか?」と質問。これに対し、松井市長は「ダブルスタンダードではありません!」「勝手に(ダブルスタンダードだと)想像しないで下さい!」と女性記者を恫喝するかのように声を荒げたのだ。 〇質問を
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