4月から東京や京都などで始まった「日本版ライドシェア」で、タクシー事業者以外への全面解禁を巡る議論が続いている。小泉純一郎内閣で経済財政担当相などを歴任し、数々の規制緩和を進めた竹中平蔵・慶応大名誉教授は毎日新聞のインタビューに応じ、「過去10年間で世界最大の成長産業はライドシェアだ」と断言。改革の遅れに苦言を呈した。 ※同時公開のインタビュー全文記事と、政治決着の内幕を書いた記事もあわせてお読みください。 日本版はライドシェアじゃない 竹中平蔵氏がみる改革潰しの常道 ライドシェア結論先送りで首相が見せた「配慮」 密室合意に批判も 日本版ライドシェアは、一般ドライバーが自家用車で客を運ぶ有償サービス。配車アプリを使って車を呼べるが、海外とは異なり、運営主体はタクシー会社に限られ、タクシーの不足に応じて稼働できる地域や時間帯、台数も限られる。 竹中氏は、今回の限定的なサービス開始を「前進だ」
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