CX変革においては、売り手視点で描かれたユーザーシナリオ起点ではなく、ブランド体験を実現する『顧客体験ストーリー』から描かれたカスタマージャーニーが必要となります。DXによって変化したこれからのCXとそれを実現するOMOなどこれからの事業モデルのリデザインと変革実現を支援いたします。 デジタルに関わる組織とリアルに関わる組織は、元来異なる考え方に基づき、別々のKPI・組織で運用されてきましたが、これからのデジタルとリアルを融合した組織やマネジメントはこれまでの延長にはありません。OMO時代のカネとヒトという2つのリソース配分を再設計しチェンジマネジメントの実現を支援いたします。 多くの市場が縮小する中、限られたマーケティング予算で業績維持を図るには、既存顧客との関係強化による収益化が重要です。精緻な顧客・事業分析に基づく既存顧客向けマーケティング戦略のリプランニングと、顧客インサイトに基づ
※この記事は2023年5月に最新の状態に変更されています。 “ブランド”という言葉を聞いて真っ先に思いつくのがロゴやデザイン等、視覚的な要素である。 しかし、そのブランドを創り上げる“ブランディング”というプロセスの中では視覚的デザインは最終アウトプットではあるにせよ全体のごく一部でしかない。 むしろそのプロセスの中で最終的に抽出されたエキスの結晶を落とし込んだのが視覚的なアイデンティティであり、そのブランドを取り巻くビジュアル要素になる。 これは、人間が本来視覚的動物であるため最もイメージを与えやすい要素であることが起因する。 一方で、“ブランドイメージ”という言葉の裏には実はビジュアルでは表現することの出来ない“雰囲気”的部分が大きな役割を果たす。 例えばAppleは革新的である。Nikeは躍動感がある、エルメスは高級感など。 実はこれらのイメージは必ずしも企業や商品に限った事ではない
今回は、アンドレア・コーヴィル/ポール・B・ブラウン著『レレバンス・イノベーション』(日本経済新聞社)を取り上げます。 原題はシンプルに『Relevance』です。関連性、と日本語では訳されることが多いですが、本書の中では「関連性」のほかに「自分事化」「つながり」「適切性」など、その時に応じてふさわしい日本語を使いながらレレバンスについて語っています。 レレバンスという言葉は、デービッド・アーカー教授も著書『カテゴリー・イノベーション ブランド・レレバンスで戦わずして勝つ』で使っています(この本の原題は『Brand Relevance』)。 アーカー教授の「ブランド・レレバンス」とは、商品カテゴリーとブランドの関連性を示しますが、本書で言う「レレバンス」は、生活者と商品やブランドが、さまざま形でつながることを意味します。 最近はエンゲージメントという言葉を使って、商品やブランドと消費者のつ
ビジョンラダー:ブランドパーパスとプロフィットを両立し、理想を現実に変えるためのフレームワークブランドパーパスブランディングビジョンラダー ビジョンは組織の共有する目標であり、人々を束ね、活気づけるものです。ビジネスの理想の形の定義であると同時に、持続的な成長の原動力にもなり得ます。この貴重な資源を最大限に... 続きを読む 逆境のいまこそ見直したい、ブランドの「設計図」とは?:ブランドホロタイプ・モデルの基本ブランドホロタイプ・モデルブランディング この異常な状況の下で、多くの人が通常どおりの広告に多少ながらの違和感を感じていると思う。パンデミックによって私たちの環境は劇的に変化し、広告の大半がその文脈から外れてし... 続きを読む パーセプションフロー・モデルとは?10年以上の経験に基づくナレッジパーセプションフロー・モデル マーケティングは複雑なチームプレーを要する企業活動であり、個
Webサイトのリニューアルを担当する際に「Webサイトでブランドイメージをもっと伝えたい」と依頼されることがよくあります。では「Webサイトでブランドイメージを伝える」というのは、一体どうすることなのでしょうか。 ブランドイメージとは本来企業が持っているものではなく、顧客の心の中に作られるものです。そのため厳密には、企業から「Webサイトでブランドイメージを伝える」ということはできません。企業ができることは、「Webサイトを見た顧客の心の中に、企業が望んでいるイメージに近いブランドイメージを描かせる」ということです。ブランドイメージがそもそも顧客の中に存在するものである以上、主導権は顧客にあり、企業ができるのはそこに影響を与えることだけです。 そのため、顧客の心を無視し、企業にとって都合のいいイメージだけを一方的に発信する、というのはもってのほかでしょう。企業側が勝手に望んでいる「かっこい
第8回:ブランド再生の方法、教えます―「波紋型ブランディング」 2007年12月14日 金曜日 【ご説明】 会員登録は無料で、どなたでもご利用いただけます(無料会員登録はこちら)。登録をいただくと、NBonlineの豊富なコンテンツがすべてご覧いただけるほか、株価や記事の検索機能など、便利なサービスをご利用いただけます。 「NBonline」の無料会員登録をいただいた方、また日経ビジネス予約購読者限定のサービス「NBonlineプレミアム」の会員に登録済の方は、改めてご登録をいただく必要はございません。こちらをクリック、または上のログインボタンをクリックして、ログインをお願いします。その際、簡単なアンケートにご協力をいただいております。よろしくお願い申し上げます。 ご不明な点は、よくあるご質問のページ(FAQ)でご確認をお願いいたします。
企業が誕生して当分の間、その企業には非常に小さなブランド価値しかない。こうした企業では、企業価値の大半は有形的な資産の価値に由来する。ブランド価値は消費者の記憶への刷り込みという要素が重要であり、ある程度の年月を経て構築されることが多い。しかも、いったん企業の信用が傷つくと、企業の資産の中で最も速やかに失われる。 このように、デリケートな性質を持つにもかかわらず、今やブランドは企業価値を大きく左右する最も大きな要因となっている。 さらに、今日ではウェブサイトが企業のブランド力に与える影響がますます無視できなくなっている。 ブランド論における基本概念 【アーカーのブランドエクイティ】 ブランド研究の第一人者であるD・A・アーカーは、ブランドの資産的価値に着目し、ブランドエクイティというコンセプトを提唱した。アーカーによれば、ブランドエクイティは次の5つの要素からなる。 ブランド認知(第二回の
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