数々の伝説を打ち立て爆走中の『鬼滅の刃』。アニメが話題になったのはもちろん、原作コミックは年間売り上げで11年連続首位だった『ONE PIECE』を超え、また主題歌『紅蓮華』を歌うLiSAは紅白出場が決定。舞台は大正時代。夜の街にはびこる鬼を狩る少年たちを描いたこの作品の魅力を、原作連載開始当初よりのファンだと語る椿鬼奴さんに解説していただいた。 『鬼滅の刃』とは? 『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)が「週刊少年ジャンプ」で2016年より連載中の漫画。主人公の少年・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が、鬼と化してしまった妹・禰豆子(ねずこ)を人間の姿に戻すべく、「鬼殺隊」と呼ばれる鬼の殲滅部隊の仲間とともに激しい戦闘を繰り広げる。2019年4~9月にテレビ放映されるや、大ブームが到来。さらに2020年にはテレビシリーズに続く物語として、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開が決