相模鉄道は横浜駅を起点に、神奈川県を貫き海老名駅に至る本線と、途中の二俣川駅から分岐するいずみ野線を運行している。東京都に乗り入れないため、関東の大手私鉄の中では知名度は低めだが、横浜近郊の通勤路線として、10両編成の電車も走らせる頼もしい存在だ。最近は「帰ってきたウルトラヒーロー号」で話題だし、将来は西谷駅から分岐して、JR東日本と東急電鉄に乗り入れる予定も。開通すれば、都心へ乗換えなしで行ける路線になる。 相模鉄道は、「潔いダイヤ」でも知られている。本線の急行は起点から二俣川駅まで8つの駅を通過。所要時間は11分で、各駅停車の18分に対して7分短縮される。じつに気持ちいい走りっぷりだ。この急行は二俣川駅から先は各駅に停まる。これが相模鉄道の潔さ。本線の利用者はほぼすべて横浜に向かう。ならば「二俣川を境にお客様が利用する列車を分けてしまおう」という考えだ。 その相模鉄道で、4月27日から
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