今日はLinuxのNFSの問題について書きたいと思います。 (Linux以外の実装は調べていませんm(_ _)m) その問題とは、NFS経由で読んだファイルの内容が正しくない場合がある、というもので、NFSクライアントがnoacオプションつきでmountしていても発生してしまいます。(noacオプションが指定されていない場合は、これから述べる原因とは関係なく、メタ情報がキャッシュされるのでそもそも正しい情報が得られない可能性があります) 同じファイルに対して 一秒間の間に 異なるNFSクライアントホストから 同じサイズのデータを書き込んだ このとき、自分より後に誰かが書き込んでいても、それより前に自分で書き込んだデータが読み出されてしまいます。 ちょっとわかりづらいので図示します。 時間 NFSクライアント1 NFSクライアント2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━