「ワークシフト」に引き続き、読んだ後、これから自分がどう生きていけばいいかの道筋がよりクリアになり、未来により希望が持てるような、そんな気分になる本でした。 本書の冒頭に、こんな一文が出てきます。 2007年に日本で生まれた子どもの半分は、107年以上生きることが予想される。いまこの文章を読んでいる50歳未満の日本人は、100年以上生きる時代、すなわち100年ライフを過ごすつもりでいたほうがいい。 いま9歳の子は、107歳まで生きる。100歳を超える年齢の方と接したことがない私でも、この言葉でぐっと自分たちの長寿化が身近なことのように感じられます。 また、この本では、より具体的にこれからの生き方をイメージしてもらうための工夫として、3人の架空の人物が登場します。 ・ジャック(1945年生まれ、71歳) ・ジミー(1971年生まれ、45歳) ・ジェーン(1998年生まれ、18歳) ※2016