兵庫県警豊岡南署は25日、同級生に暴行を加えてけがをさせたとして、同県豊岡市の中学2年の男子生徒2人(いずれも14歳)を傷害の疑いで逮捕、13歳の男子生徒を補導した。 発表では、3人は24日夕方、同市内の民家駐車場で、同級生男子(13)の両腕などを殴ったりけったりし、1~2週間のけがをさせた疑い。3人は「偉そうな態度が気にくわなかった」と容疑を認めているという。 24日午後6時30分頃、けがをした生徒の父親から「息子が殴られたようだ」と同署に通報があり、発覚。同署は「常習的ないじめは確認できていない」としている。 一方、石高雅信・市教育長は25日、市役所で記者会見し、「定期的なアンケートや面談から継続的ないじめはなかった」としながらも、今回の暴行が一方的だったことから、いじめにあたる可能性もあるとみて調査する考えを示した。