トリメチルアミン尿症、俗に“魚臭症候群”とも呼ばれる体の疾患をご存知だろうか。代謝障害が原因で、通常体内で分解されるトリメチルアミンという物質が溜まってしまい、呼吸や汗などで放出されることによって、魚が腐ったような臭いを発してしまう症状だ。一般的に女性の患者が多いとされ、あまり知られていない影響から周囲に「体臭がきつい人」との誤解を受け、悲しい思いをする人も少なくないという。このほど、長年この問題に悩み続けて来た英国の女性が「多くの人に実情を伝えたい」と声を上げ、英国で注目を集めているようだ。 英紙デイリー・ミラーや英放送局BBCなどによると、この女性は英南部の街アビンドンに住む44歳の女性、エリー・ジェームズさん。彼女は30歳になった14年前、初めて自分の体に異変が起きたことに気が付いた。ごく普通に清潔な生活を送っていたにも関わらず、なぜか激しい「魚が腐ったような」体臭を発するようになっ
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