あまりにも高額な建設費用から、設計案が変更となった新国立競技場。正式発表されながらも白紙撤回となった五輪エンブレム。2020年の東京オリンピック開催へ向けて前途多難な日々が続いています。その新国立競技場をめぐって随分とメディアを賑わせたのがイギリス在住の女性建築家、ザハ・ハディド氏でした。 こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンは、バックパッカーとなって未訪問国を周っています。何とかアゼルバイジャンを旅することができたのですが、そこにザハ氏が設計を手がけた建築物がありました。幻となった新国立競技場も完成していたら、こんな風だったのかもしれません。 ◆アゼルバイジャン 隣国であるグルジアのトビリシでビザを申請し、夜行列車を使って、アゼルバイジャンの首都バクーに行ってきました。日本では聞き慣れない国ですが、カスピ海の西岸に位置し、グルジア、アルメニア、イランと国境を接した国です。
![ザハ・ハディド氏設計の建築物にアゼルバイジャンで圧倒されてきた](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/799a965505b7985a1c5af5e03e207a4a5ee3c8ad/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2015%2F09%2F11%2Fbaku-heydar-aliyev-center-zaha%2F00_m.jpg)