この本は「買い」だ。 いまや、旅先でも結婚式でもないのに、日常生活の中でデジカメや携帯電話のカメラのシャッターボタンを押しまくる時代。友達と入ったカフェのケーキが芸術的で思わず「カシャ」。通勤途中の桜の蕾が膨らんでいたので「カシャ」。 気づけば実にさまざまなものを撮り続けている。 うまく撮れれば幸せ気分だ。 「でもなんか今ひとつなんだよね」 という人、この本を見かけたらぜひ中を見てほしい。 中規模以上の本屋さんなら、もう店頭に並んでいるかもしれない。 ひと通り目を通したら、 きっと何かが変わる気がする。 「ねえねえ、見て!見て! これよく撮れてない!?」 「わー、うん!いいよ~これ~!」 「でっしょ~♪」 撮ったその場で、つい人に自慢したくなるかも。 この本がユニークなのは、 写真撮影方法の基本をいちからじっくり丁寧に解説している本。 ・・・じゃないこと。 ベストショットが撮れる47のシー