出版社に勤めているからだろうか、ここ2週間ほど身の回りの皆が皆口を揃えて言うのは「シン・ゴジラは最高」の一言である。 リアルで会ってもゴジラ、Twitterを見てもゴジラ、FacebookもInstagramもnoteもみんなゴジラゴジラゴジラ。 それも2回3回観に行くのが当たり前のようなあの風潮。既に5回行っている友人に、「あと2回予約している…ので最近シン・ゴジラの話しかできない哀れな女だけど今度の飲み会よろしく」と言わしめるゴジラとは一体なんなのだ。ゴジラを見ずは人に非ずな空気感よ。 もともと年に2、3本しか映画を観ない私だが、一応コンテンツ産業に従事している人間だ。流石に「興味がない」と意地を張るのも憚られ、重い腰をあげることにした。 しかし、予約しようにも4Dは愚か、2Dも日中はほぼ席が埋まっている。仕方なく、眠い目をこすりながら、朝10時の渋谷TOHOシネマズに足を運んだ。 感
幼い頃から、自分が生まれてきたことに負い目を感じてきた。それを克服できたと思っていたけれど、本当は何一つ変わっていなかった。 両親は若い頃共に夢を追っていた。私が生まれたことでそれを叶えることが出来なくなった。もともと堅実な生活をする道から外れてきた人たちだから、私を養うことが難しく、常に家計は逼迫していた。両親は必死に働く中ですり減っていった。それが私のためにされていることだということは、幼い頃から言い聞かされてきたから分かっていた。私はいつもありがとうと言っていた。でも本当は、その愛情が苦しかった。 私が生まれなかった人生だったら、二人は歌と絵で成功することができたかもしれない。芸術家として生きることができたかもしれない。その可能性を潰したのは私だ。だから、私なんていなければよかったのにと、いつも思っていた。そのことを口にしたことはない。口にしてしまえば、その愛情を裏切ってしまうから。
国家公務員が業者らとゴルフに行くことを禁止した倫理規程の見直しをめぐって、人事院の国家公務員倫理審査会は、公務員らへのアンケートでも規定は妥当だとする意見が多かったなどとして、当面、見直しは困難だとしています。 この規定をめぐっては、超党派の議員連盟などから、ゴルフは人気スポーツとして定着しており、ゴルフに対する誤解や偏見を招きかねないなどとして、見直しを求める意見が出ています。 こうした中、人事院の国家公務員倫理審査会がことし6月から7月にかけて国家公務員を対象にアンケート調査を行ったところ、ゴルフの禁止規定について、76%が妥当だと回答したほか、規定があることで企業などとの意見交換に支障が生じていると思わないと答えた人も80%に達しました。 また、審査会が同じ時期に企業や市民らを対象に行ったアンケートでも、規定は妥当だとする意見が多かったということです。 倫理規程は審査会の意見を踏まえ
電通社員の過労によるとされる自殺のニュース。 たくさんの著名人、ブロガーさんが言及されていますが、中でも個人的に一番ぼくと考えが近かったのは、Shinさんの『電通社員を自殺にまで追い込んだ真の要因は、「過労」それ自体ではない』という記事でした。 多くのメディアが長時間労働による「過労」に原因を置いている中で、Shinさんの記事は本質はそこじゃない、としています。ざっくり言うと。 ぼくはこの意見に大賛成で、電通および、その他の世論がこの一件を【長時間労働】とか【ブラック企業】へばかりに注視すればするほど、抜本的な改善からは離れてしまうと感じています。 というのは、実はぼくも、自分の部下を「うつ」にしてしまったという、重い過去を持っています。 当人は現在とても元気になって、今でこそ一緒に飲みに行けるくらいになっていますが、ぼくは当時のことを激しく反省をしているし、避けられたことであったと後悔し
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