「小池劇場」余波、かすむ政策論議 衆院東京10区補選 小池百合子都知事とのパイプ役に――。そんな訴えを掲げた自民前職の若狭勝氏(59)が衆院東京10区補選を制した。民進新顔の鈴木庸介氏(40)らの訴えは都政で注目を集める「小池劇場」の前にかすんだ。「小池さんを支持するかどうかの選挙」。有権者からは冷めた声も漏れた。投票率も34・85%と都内の小選挙区としては過去最低だった。 「(今回の結果は)小池知事の都政の流れを国政にも及ぼしてほしいということ。都、国と連携を保ち、地元のために力を尽くしたい」。当選を確実にした若狭氏は23日夜、豊島区の事務所で支持者を前に話した。駆けつけた小池氏も「(有権者が)引き続き『東京大改革』を進めろ、地域のことは若狭に任せろという決断をした」と語った。 7月の都知事選で支援した小池氏との連携を全面的に押し出す選挙戦を展開。知事選で対立した自民党都連との確執
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