8月6日発売の週刊SPA!8/13・20合併号から連載を開始したヒップホップ漫画「少年イン・ザ・フッド」。’90年代に活躍した人気DJと出会うことで、平凡な高校生の日常が鮮やかに塗り変わっていく――というのが現時点での作品構想。グラフィティアートを専門とする作者のGhetto Hollywood氏は、どんな熱意と世界観をもって本作品を作り上げていくのか。盟友の音楽ライター・磯部涼氏との対談を交えつつ、見ていきたい。 何者でもなかった少年がヒップホップに熱中し、自分自身を発見する姿をリアルに描き出す「少年イン・ザ・フッド」。’96年と現在という2つの時代を行き交うストーリーには、団地、在留外国人(対談内では“移民”という言葉で表現)といったシリアスな社会問題が浮かび上がる。同時期にヒップホップの魅力に取り憑かれた二人は、軌を一にするように現代の若者を取り巻いている過酷な状況をそれぞれの作品の
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