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ブックマーク / vobo.jp (3)

  • 「ヲタコミュから学ぶ童貞的メンタリティ」 久保内信行インタビュー

    今回、童貞街道まっしぐらのわたくしチェリー平尾が取材させて頂いたのは編集プロダクション・株式会社タブロイドの代表取締役、久保内信行さん。オタクカルチャーにも造詣が深く、『メガストア』(コアマガジン刊)という雑誌でオタクの生態を徹底的に掘り尽くす『オタクの生き様』を執筆していらっしゃった方です。事務所にはいつも数人のヲタ浪人が床に転がっているそうで、「オタクとはなにか」を聞くにはうってつけの人物。ということで、「オタクと童貞」についてインタビューを開始。オタ界に生きるお方ならば童貞にもきっと寛大なご意見をお持ちであろうと思っていたのですが…、そんな希望的観測も虚しく、待っていたのはそれはそれは厳しい「現実」というやつでした…。(取材/チェリー平尾) ─日はよろしくお願いします。 久保内(以下、久) ここはいつもヲタが溜まっている巣窟で、僕はヲタを童貞のまま生殺すコミューンの主だということで

  • 面影ラッキーホール・ニューアルバム 『On The Border』の倫理学

    「どこまでセーフ? どこからアウト? 20周年だし歌わずにはいられない……あなたをもっと知りたくて……作ってみましたニューアルバム。歌うは倫理・嗜好の38度線」!!(プレスリリース引用) 面影ラッキーホールの1年2ヶ月振りとなるニューアルバム『On The Border』が、去る8月17日、いよいよ全国解禁となった。言わずと知れた当世唯一(?)の非感謝系音楽実演家として、また「不謹慎でも度を越してしまえば炎上は起こらない」という格好のケーススタディーを世に提示した下世話コラム「けだものだもの」「my aim is true」などによって、VOBO読者諸氏にも既にお馴染みのこのバンド。さて、結成20周年を祝する新譜の出来映えはと言えば…、呆れるばかりのムジカ・ノワール、いやこれぞまことのノーブレス・オブリージュ、時世が時世なら一家郎党13階段必至であろう、相も変わらぬ(笑)問題作だ。隔掻痒

  • 面影ラッキーホール 『typical affair』

    現代歌謡が忘れてしまった「もののあはれ」を一身に引き受け、孤高の音楽活動を続ける音楽集団・面影ラッキーホール。誌連載中の身の下相談企画「けだものだもの」によって、既にVOBOでもお馴染みの彼らが、この度、約2年半ぶりとなる待望のニューアルバム『typical affair』をリリースした。諧謔と哀愁のストーリーテリングはもはやお家芸、ますます老獪に洗練された洒脱なファンクサウンドと相まり、今作もまた、拙く、しどけない、人情のあはれがこれでもかと云わんばかりに凝縮された1枚となっている。デオドラントが加速する音楽界に光芒を放つ爛れた悪意。紛うことなき傑作の誕生だ。 欄では新作『typical affair』に収録されている綺羅星のごとき全9曲を、バンドリーダー兼ベーシストのSinner-Yang氏、ボーカルのaCKy氏のお二人と共に1曲ずつ解説。とは言え、そこいらの音楽誌でも読めるよ

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