沖縄本島に住む女性(31)が、県内の携帯電話ショップの店長だった26歳の時に脳梗塞を発症したのは過重労働との関連性が強いとして、昨年11月に労災認定された。社会人経験が浅い中、販売ノルマや部下を束ねる役割に追われ「過労死ライン」を超える残業を重ねていた。各企業に新入社員が仲間入りする4月。働き方改革関連法が順次施行され、残業の罰則付き上限規制も始まった。若い働き手たちがブラック労働を見極め、心身を守るためには何が必要なのだろうか。(学芸部・新垣綾子) 医療費に驚き 自己負担と健康保険でカバーされる額を単純計算すると約1千万円-。女性は労災認定後の手続きの中で、脳梗塞発症から退職まで1年半の入院や治療にかかった医療費を知り、驚いた。「これからばりばり働ける人間の人生を狂わせただけでなく、社会にも大きな負担をかけることを会社側は認識してほしい」 携帯の販売代理店を担う会社には、大学3年の時に参
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