「まおゆう」読んでみた。 内容は「アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー」とありがちなRPG批判と よくあるVIP系小説を足して3で割ったみたいな感じ。 読後の素朴な疑問としてまず思ったのは「魔法のある世界で地球の経済学は通用するのか?」ということ。 魔法のエネルギーはどこからくるのか(マナとか?)、とか地球の物理学が通用するのかとか、 生命を支える仕組みは現実と同じなのかどうかとか。 物理システムでさえ互換性がないのなら、地球の経済学は向こうの世界ではほとんど役に立たないものになる可能性が高い。 まあ、たぶん通用しないと思う。 ルーラが使えただけで世界経済は全く違ったものになるだろうから。 (参考:テレポートの理論と実際 by ラリー・ニーブン) たとえば魔法のエネルギーを使えば、永久機関も作れるかもしれない。 でもこの小説の主眼はここにはないだろうな。 「まおゆう」は経済学の考え方を利