外資系企業を相手にしているとコミュニケーション能力と同じくらい評価の対象になるのが"Preparedness"(事前準備)という点です。ミーティングに出席する際は事前に議題を全て網羅し、データを準備することは当たり前。顔合わせの段階でも具体的なインプットを求められます。日本特有の正確な回答のために「持ち帰る」という考え方は基本的に嫌われ、時間を短縮するために個人の能力の範囲内での即答が求められます。初めてのミーティングでも具体的な提案が出来るよう、汎用的な資料はもちろん欠かせません。しかし、それ以上にクライアントのビジネスに直結するデータを基にした考察、提案がクライアントの心を掴みます。価値を感じてもらう為にはクライアントの現状を把握し、提案する事で「自身で判断が出来る人材」としての信頼を得ることが重要です。 先ず知るべきは消費者の声。その商品やブランド、またはカテゴリー全体についてどのよ