父ちゃん、お金ないんだ だから安い旅館しか泊まれないんだ 本当は沖縄とか連れて行ってやりたいんだけどな 飛行機代もキツいんだよ でも大江戸温泉や愉快リゾートは食べ放題だぞ 温泉もあるぞ 卓球もカラオケもあるんだぞ 旅館は古いけど、改装してるから悪くはないと思うぞ 少しお金足して、露天風呂付きの部屋にしたぞ お盆の時期にこんなところなかなか泊まれないんだぞ 父ちゃん、半年前から予約してるんだからな これで三人家族で4万円だ 海水浴行って、水族館も行こうな これが父ちゃんのやれる精一杯だ
米軍基地に近い沖縄本島中部のある店舗=5月、県内 「なぜアメリカ人はこんなにココイチが好きなのか」。沖縄本島の中でも米軍関係者が多く住む中部地域の担当記者である私は、普段、ココイチの店舗やその周辺が外国人で混み合っている光景を目にする度に不思議に思っていた。 ココイチは愛知県一宮市に本社を置く壱番屋が展開する「カレーハウスCoCo壱番屋」(以下、ココイチ)。言わずと知れたカレーの大手チェーンだ。沖縄県内には14店舗があるが、北谷町など本島中部地域にある店舗の駐車場は常に米軍関係者の車両「Yナンバー」でいっぱいだ。 「うちの店、全国一忙しいってよ」。記者は、かつて北谷町内のココイチでアルバイトをしていた友人の言葉を思い出した。ネット上には、ココイチの全国売上高トップ3全てが沖縄の店舗との情報も出回っている。そこで真相を確かめるべく取材を始めた。 (石井恵理菜) ランキング「非公表」、しかし
各クラスで渡される通知表を見て一喜一憂する児童の姿は、終業式の日の一コマになっています。でも、神奈川県茅ケ崎市の市立香川小学校では、そんな光景が見られません。教員が議論を重ね、通知表を廃止したからです。そもそも通知表は必要なのか。前校長の國分一哉さん(61)に聞きました。【大沢瑞季】 成績に関係なしなら「やりません」 数年前、担任教諭の代理で高学年の授業を担当した國分さん。「プリントをやりましょう」と指示を出すと、複数の児童が手を挙げました。 「これは成績に入りますか?」 「成績に関係がないんだったら、やりません」 勉強は、自身の評価を上げるためのものに過ぎず、興味を深めるものではない。そうした考え方を持つ児童がいたことにショックを受けたといいます。 香川小では学期ごとに教科の成績などを「十分達成している」「おおむね達成している」「努力が必要である」の3段階で評定した通知表を作成していまし
無職の中年世代の人口がなかなか減らない日本。 厚生労働省の「労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果の要約」 によると、2022年の非労働力人口(就業意思のない者、ニートも含む)は4,128万人。45歳~64歳のいわゆる中高年世代に絞ると、その数は524万人(2022年)に上る。 キャリアコンサルタントとして、無職の中高年のカウンセリングも行う筆者の元に相談におとずれた、無職歴28年、50歳の男性・佐藤啓介さん(仮名[以下同])は父親の死をきっかけに、働こうと考えたらしい。 佐藤さんは、過去に一度一般企業に入社するも、協調性が極端にかけており、数ヵ月で解雇されてしまったという。 カウンセリングをもとに、職業訓練校に入ることを勧め、見学を経て間もなく、正式に訓練生として、佐藤さんは生活をスタートさせます。 選んだコースの期間は1年。本人は「やってやる!」と意気込んでいたこともあり
7月1日、新たなSNS「タイッツー」が誕生。それからわずか1週間程度で、登録者数が10万人を突破するにぎわいを見せています。全ユーザーがタイツのアイコンをかぶり、好きなことを投稿するゆる~い世界。 誰も彼もが平等にタイツのアイコンで活動する「タイッツー」 タイッツーはエンジニアのhoku(@hoku_unagi)さんが、個人で開発し運営しているSNS。スタイルはツイッターとよく似ており、ユーザーは「タイーツ」と呼ばれる140文字以内(半角は280文字)の短文を投稿したり、他のユーザーの投稿を「いいね」したり、「リタイーツ」してフォロワーに紹介したりできます。 サイト上部にある丸いアイコンを押すと、各ユーザーのタイーツが並ぶ「パブリックタイムライン」が表示。みなさん思い思いのことをつぶやいていて、雰囲気が初期のTwitterみたい ただ、hokuさんは1日で開発したとのことで、現状ではリプラ
著: 竹内まなぶ(カミナリ) 相方・たくみと過ごした幼少期 茨城県鉾田市(ほこたし)。南東部の海沿いにあるこの街で僕は生まれ育った。 カミナリは茨城弁の掛け合いをする漫才を芸風としているので、もちろん相方のたくみも同郷だ。 たくみと出会ったのは保育園の頃だが、会話をした覚えはほとんどない。その代わりに、僕が砂場で遊んでいるとたくみが砂をかけてくるのだ。最初はすごく嫌だったが、どうやらその様子を見た周りの友達が笑うから俺に砂を投げていたらしい。それに気づいてからは、僕も抵抗するのをやめた。 保育園ではそれだけの関係だったが、たくみは僕の実家で営んでいた「スーパータケウチ」にお母さんとよく買い物に来てくれていた。たくみはお母さんが買い物している間に僕の部屋で遊んでいたのだが、そのときはいじめられることもなく、僕のことを好いてくれているんだなという気持ちが伝わってきた。 当時は僕がたくみにおもち
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