韓国で20日午後、主要なテレビ局や大手銀行の社内の通信網が、ほぼ同じ時間帯から使えなくなっており、警察がサイバー攻撃の可能性があるかどうかを含めて詳しい状況を調べています。 このうち、韓国の公共放送KBSでは、午後2時すぎから社内の通信網につながっているパソコン数千台が使えなくなっています。 警察などによりますと、社内の通信網が使えなくなっている放送局は、KBSを含めて少なくとも3つに上るということです。 また、大手のシンハン銀行でも、ほぼ同じ時間帯から支店などのATM=現金自動預け払い機が使えなくなっています。 こうした事態を受けて、韓国の警察庁は、サイバーテロ対策室の捜査員らを放送局などに派遣して、サイバー攻撃の可能性があるかどうかを含めて詳しい状況を調べています。