遠賀川と彦山川とが合流する地点に、「遠賀川改修記念碑」と刻まれた大きな碑がたてられています。この碑が、どのような経緯で建てられたのかを調べてみると、遠賀川がどのような存在であるのかがわかってきます。 場所:福岡県直方市殿町 座標値:33.742122,130.731843 遠賀川は、明治から平成までの約150年間で、合計17回、大きな洪水がおきました参照。この17回の洪水のなかで、最も死傷者が多かったのが、1953年(昭和28年)6月25日~30日に起きた洪水です。この年は「昭和28年西日本水害」として記録されていて、九州北部の河川ほぼすべてが氾濫しました。九州全域でいうと、死者・行方不明者1001名、浸水家屋45万棟、被災者数は約100万人にものぼりました参照。 比較のために、2017年に起きた「平成29年7月九州北部豪雨」の被害を調べると、この年では死者・行方不明者は41名参照:PDF
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