著: 三土たつお 知っているはずの街も、書物を通して見るとまた違った景色が広がるかもしれません。新企画「街を読む」では、毎回一つの街やエリアを軸に、選者の方に独自の観点から書籍をご紹介いただきます。初回となる今回は、ライター三土たつおさんの「地形と暗渠(あんきょ)から谷根千を読み解く5冊」をお届けします。 谷中・根津・千駄木。隣接するこれら三つの地域は、近年「谷根千」という愛称で親しまれている。実際に訪れた人のなかには、その下町風情を残した街並みに惹かれたという方も多いのではないだろうか。 しかし、谷根千の魅力は地形や土地の歴史をひもといていくことで、よりはっきりと見えてくるかもしれない。このエリアの過去と現在、そして未来予想などが描かれたいくつかの本のなかから探ってみたい。 谷根千の特徴は地形にあり?『まち歩きガイド東京+』 『まち歩きガイド東京+』(TEKU・TEKU著、学芸出版社)
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