cinema 2012年8月30日 原作についてはかつて書店で平積みされていたような記憶があるだけで読んではいないし何かタイトルも鼻につく(たぶん読点のせいか、なんか知らん奴になれなれしく話しかけられている感じのせい)し、見に行くつもりはこれっぽっちもなかったのだけど、RSSにチラチラと言及エントリーがあがっていくのを見ながら「はて」と思っていたところ、友人からのメールに「未見ならば」とあったため、行った。二度行った。 ガス・ヴァン・サントの『エレファント』との類似がどこでかは知らないけれど指摘されていると読んだのだけど、私は『エレファント』についてはまた見ようまた見ようと折りにふれ思いながらも久しく見ていないのであまり覚えていないこともあり、中心人物を欠いた群像劇という点からなのか、ただ大好きな映画だからなのか、アルノー・デプレシャンの『二十歳の死』をなんとなく思い出しながら見ていたのだ