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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/semi_colon (7)

  • 地球上で一番仲間はずれな生き物 - 蝉コロン

    生物多様性Zoologger: The most bizarre life story on Earth? - life - 28 April 2010 - New Scientistより。その名はSymbion pandora。 大西洋に住むヨーロッパアカザエビの口器に寄生している無脊椎動物である。有輪動物門なのだけれど、これは一門一属である。他に誰もいない。門というと例えば我々なら脊索動物門なので、これはずいぶん根っこの所で一人ぼっちと言えよう。見た目はこんな感じ。どうですかね。SEM of two feeding stages of Symbion pandora on a Nephrops norvegicus seta; individual on left is in feeding position | EOLspecies Photographer: P. Funch an

    achakeym
    achakeym 2012/01/20
  • 日に焼けると痛いのはなぜか - 蝉コロン

    焼けるからです。おしまい!やったー! 追記日焼け直後の肌が真っ赤になるのをサンバーンと言います*1。その後色素が沈着して黒くなるのがサンタン。紫外線UVBが表皮の下にある真皮まで達すると、真皮の乳頭体にある毛細血管が炎症反応を起こす。そして皮膚の色が赤くなる。一方でUVA刺激でメラノサイトからメラニン色素が作られ防御するんだけど、これを突破されると組織が傷を受ける。そこから炎症メディエーターと呼ばれる生理活性物質がいろいろ出てきて、ポリモーダル受容器を刺激する。ポリモーダル受容器は触ったり(機械刺激)、風呂入ったり(熱刺激)に反応し、C線維を介して「鈍くて遅い」痛みが生じる。おお、まさに日焼けの痛み。 論文 Sci Transl Med 6 July 2011: Vol. 3, Issue 90, p. 90ra60 CXCL5 Mediates UVB Irradiation?Induc

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    achakeym 2011/07/17
  • 2010年イグ・ノーベル賞の論文いくつか - 蝉コロン

    科学 有名な粘菌はいいとして、その他の受賞した研究を見てみました。部門と受賞内容は「粘菌で交通ネットワーク計画」などにイグ・ノーベル賞 - スラッシュドット・ジャパンから引用しました。 工学賞:鯨の粘液を集める最良の方法はリモコンヘリコプターを使うことだと実証したA novel non-invasive tool for disease surveillance of free-ranging whales and its relevance to conservation programs - Acevedo-Whitehouse - 2009 - Animal Conservation - Wiley Online Library非侵襲性とかかっこいいこと言ってるけど、クジラの潮吹きを回収して病原微生物を検出するということらしい。8種のクジラから22サンプル取って、こんな細菌いましたと

    achakeym
    achakeym 2010/10/02
  • アシカ対タコ - 蝉コロン

    動物, タコNational Geographicが上げている動画。オーストラリアアシカの背中にカメラ(Crittercamっていうのかな)を付けたらタコをべようとする映像が撮れたんだって。アシカは息継ぎをしながら執拗にタコを追いかけ、タコはスミを吐くなどして逃げようとする。ギュイーンと水面に持ってっては逃げられを繰り返してるみたいに見える。ノーカット版メイキング映像風黄色い接着剤みたいの塗り塗りしちゃうのね。クジラとかには吸盤型があるみたい。Crittercam--Animal Pictures, Maps, Video, Games, More (National Geographic)カメラとデータの回収、海洋動物の場合はパカっと外れて海面に浮かんで信号を飛ばすのを見つけるみたい。

  • ニュートリノ検出しようと海底調べたらクジラだらけだった - 蝉コロン

    動物, 科学http://www.nature.com/news/2009/091202/full/462560a.htmlとか。日語版もある。イタリア国立核物理学研究所(INFN)の素粒子物理学者Riccobeneと、同じくイタリアはパビア大学の海洋生物学者Pavanのお話。 僕はニュートリノについては「ほら、あれでしょ、スーパーカミオカンデ。ノーベル賞の。」としかコメントできる知識がないんだけど、がんばってざっくり説明すると、ニュートリノは質量がゼロに近くて物質と相互作用することは非常にまれで地球を通り抜けて行ってしまう。でも超々まれに他の物質と衝突することがある。スーパーカミオカンデはでっかいプールで、ニュートリノが水分子の電子と衝突すれば、それによって放出されるチェレンコフ光として検出でき、ああこれはどこそこの超新星爆発で出てきたニュートリノだな、とか言ってみたりなどでき

  • 敵味方を見分ける精子(例えば緑色の髭が生えているとかで) - 蝉コロン

    科学, 動物Nature AOPからNature advance online publication 20 January 2010 | doi:10.1038/nature08736Published online 20 January 2010"Competition drives cooperation among closely related sperm of deer mice"一般的に想像される受精までの道のりは、精子たちが俺が一番乗りだーとばかりに卵子に向かって競争してるシーンですが、時には彼らも力を合わせることがあります。グループをつくると泳ぐスピード*1が速くなるのです。理屈は知りません。なんでだろ。集団をつくるマラソンランナーみたいなもんか。写真を見るとなんか頭をくっつけてます。 同じオスからの精子であるならば、こういう協調もありなのかもしれませんが、残念なことに、

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    achakeym 2010/01/24
    興味深い
  • イヌが自分のしっぽを追い掛け回す症状の原因遺伝子 - 蝉コロン

    科学, 動物このタイトルだとちょっと面白そうですが、イヌがいつまでも自分のしっぽを追い掛け回すのは強迫性障害の症状の一つだそうです。強迫性障害(強迫神経症)はヒトの場合だと「手にバイキンが付いている気がしてずっと洗い続ける」「鍵やガスの元栓を閉め忘れた気がして何度も確かめてしまう」という症状が知られていますが、イヌだと「自分のしっぽを追いかけ続ける」「自分の尻尾をかむ」「虫がいないのに虫を追っているような動きをする」行動が、これに似ていると考えられています。また、昔ながらの動物園で常同行動している動物もこれにあたるんじゃないかと思います。寸分違わず同じ場所をぐるぐる回っていたりするやつ。 原因としてはやはり重度のストレスが考えられますが(動物の場合、ずっと閉じ込められている等)、イヌでは犬種によって罹りやすさが違うことから、遺伝的要因も想定されていました。 "A canine chromo

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    achakeym 2010/01/20
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