船を数えるときに「隻」という漢字を使うのはなぜか。漢和事典によれば「隻」は鳥を手に持っているさまを渡す漢字という解説があるが、鳥と船にはどういう関係があるのか。 『図説漢字の成り立ち字典』p50に、鳥一羽が「ひとつ」の意味となり、船を数える単位になったとある。 『角川古語大事典』に「艘隻之事」についての記述があり、「船の数に隻翼の字を用いる事は船を水鳥に比して浪波に溺しめざらんことを欲する也」(和漢船用集 2)とあり。 『海事資料叢書 11』p45に「艘隻之事」があり。以上を回答する。 『漢字解説字典』p297に「鳥一羽を手に持つ意」とあり。『図説漢字の成り立ち字典』p50に、鳥一羽が「ひとつ」の意味となり、船を数える単位になったとある。 『漢字類編』(本耳社 1989)『角川字源字典』『角川新字源』も同様の記述のみ。 『単位の小事典』『単位の辞典』『大漢和辞典』等にはなし。 『角川古語大