比田井小葩の英語サイトができました! 比田井小琴に師事した後、比田井南谷と結婚して、作家として詩文書の世界にユニークな風を吹き込んだ比田井小葩。このたび、小葩の英語サイトがオープンしました。 > 比田井小葩 英語サイト > 日本語サイトはこちら 南谷のことば 作品67-3(1967) あの終戦がやはりこの新らしい誕生に作用を及ばしたのかも知れない。しかし心の中のモチーフは容易に形にならない。… これがどの位続いたか、突然頭に浮ぶものがあった。それは父の「行き詰ったら古に還れ」という言葉である。古文だ。先ず古文に還ろう。そこで古籀篇を開いたとき「電」の字が異様に私の注意を惹き、これを夢中で展開させて心線第一「電のヴァリエーション」となったのである。 「心線の生れるまで」1955(昭和30)年 線表現の伝統は4000年の歴史をもち、それぞれの時代が、その時の人々の心について何事か―活力や衰退や