耳が不自由な人向けに、会議中の発話をリアルタイムに識別する「Transcense」のようなアプリをはじめ、最新のテクノロジーを活用し、体の不自由な人をサポートするツールを開発しようという試みも、このところ見られるようになった。 ・聴覚障害者をサポートするツール 「The Live-Time Closed Captioning System(LTCCS)」もそんな1つで、もともとGoogle Glassのアイデアをもとに、開発者の1人Daniil Frants氏が着想したウェアラブルツールだ。 「LTCCS」は、メガネに装着するディスプレイ、マイクロコンピューター、高性能マイクの3つのパーツで構成されている。 ・ディスプレイに、キャッチした会話をテキスト表示 ディスプレイはメガネのフレーム部分にクリップして装着し、マイクがキャッチした周辺の会話を、キャプションとして随時表示する。ユーザーは、