性的少数者(LGBTなど)を「生産性がない」などと書いた杉田水脈衆院議員の寄稿や、それを擁護する特集に批判が集まった月刊誌「新潮45」の休刊が決まった。しかし、その背後には差別や人権、表現の自由など、根の深い問題が絡み合っており、波紋は広がっている。さまざまな立場からこの問題を考えている人たちに連続インタビューする。
![「新潮45」問題を考える:「首相はなぜ杉田議員をかばうのか」中島岳志さん | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/30dded0e424fb1966e903fc1337511abc0b36656/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2018%2F10%2F09%2F20181009k0000e040167000p%2F9.jpg%3F1)
自民党は9日の総務会で、総裁特別補佐の稲田朋美・元防衛相を筆頭副幹事長に充てる人事などを了承した。南スーダンPKO日報隠蔽(いんぺい)問題で防衛相を引責辞任した稲田氏にとって、1年3カ月ぶりの表舞台への復帰となる。ただ、党内には冷ややかな声もあり、「復権」の足がかりとできるかを試されそうだ。 自民党本部であった9日の二階俊博幹事長による記者会見。稲田氏は、緊張した表情で二階氏の横に座った。党三役経験者が副幹事長職に就くのは異例。稲田氏への期待を問われた二階氏は「党三役も終えられている方でありますし、優秀さを私がここで証明しなくてもご承知の通り。信頼をして、相当部分をお任せしていきたい」と述べた。 稲田氏は、安倍晋三首相の「秘蔵っ子」とも呼ばれる。党内右派で首相と思想信条が近く、2005年衆院選で、党幹事長代理だった安倍首相から説得を受けて立候補し、弁護士から政界入りした。自民党が12年に野
吉田一郎・さいたま市議(無所属)が本会議で、足の障害で車いすを利用する伝田ひろみ議員(立憲・国民・無所属の会)に、「ブルジョア障害者」と発言していたことがわかった。吉田議員は「差別する意図はなかったが、品のない言い方だった」と後に謝罪。新藤信夫議長が吉田議員に厳重注意をした。 発言は19日の9月定例会最終日の本会議であった。障害者の医療費助成に所得制限を設ける条例改正案に吉田議員が賛成討論をした際、伝田議員の方を示し、「こちらにも年収1354万5千円(市議の報酬などの総額)の車いすの方がいる。ブルジョア障害者は(助成対象から)外して構わない」などと述べた。 これに立憲・国民・無所属の会が抗議。本会議の休憩中、議長が吉田議員に厳重注意した。吉田議員は、朝日新聞の取材に「高所得の意味でブルジョアという言葉を使ったが、気を悪くしたなら申し訳ない」と釈明している。 吉田議員は2月定例会で、市の答弁
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