記者会見する自民党の下村博文選対委員長=東京都千代田区の同党本部で2019年9月11日午前11時21分、丸山博撮影 自民党の下村博文選対委員長は9日、鹿児島市で開かれた党会合で講演し、憲法改正の是非を国民が判断することで民主主義が定着するとの持論を展開した。改憲の是非を問う国民投票に触れ「一度も経験していないのに、本当に国民主権と言えるのか」と述べた。 現行憲法は制定時に国民投票が実施されなかった。下村氏は「国… この記事は有料記事です。 残り124文字(全文274文字)
桜を見る会の招待状 安倍晋三首相(65)が毎年4月に開催する「桜を見る会」が物議を醸している。今年は各界著名人ら約1万8200人が集まり大盛況。これを受け、例年1700万円台だった予算を、来年度は3倍の5700万円に釣り上げることにしたのだ。1日から消費税が上がり、庶民の暮らしが苦しくなるなか、花見に多額の血税を投入するのはいかがなものか。ましてや、同会にはどこの馬の骨かも分からない怪しい人物も多数参加。その裏では招待状の“高額転売”が蔓延していた――。 “安倍1強”を肌で実感できるのが、毎年4月に東京・新宿御苑で開かれる桜を見る会だ。安倍政権発足前には1万人前後だった招待客は年々増加。今年はついに1万8200人を記録した。 「下手なアイドルのコンサートより集客力は上。今年も人が多すぎて、安倍夫妻がどこにいるのか探すのもひと苦労でした」とは参加者の一人。 芸能界からも神田うのや梅宮アンナ、
去年の9月7日早朝、移転を間近に控えた九州大学の研究室から火の手が上がった。焼け跡からガソリンの携行缶やライターとともに見つかったのは男性の遺体。自殺したとみられている。46歳だった男性は九州大学の博士課程に在籍していたが、8年前にその籍を失っていた。それでも他の大学などで非常勤講師を続けながら研究室に居座り続けており、仕事が無くなった後は引越しのアルバイトなどで食いつないでいたという。 明日はわが身。他人事じゃないー。亡くなった男性の境遇と自分を重ねずにはいられないと話すのが、九州大学専門研究員の脇崇晴さん、40歳。独身だ。専門は哲学で、3年前に博士号を取得したが、研究職に就くことができず、アルバイト生活を続けている。「思い詰めそうになったら、“落ち着け”って自分に言い聞かせて」。
天皇夫妻は日ごとにその安定性を増しているように思えます。皇后となってからの雅子さんが公務をほとんど完璧にこなしていることに驚きの声がありますが、私には予想どおりのことでした。 「本当は雅子さんはもう、なんだってできますよ」。5年ほど前、夫妻に近い筋からそう聞いていました。前天皇夫妻に過剰な遠慮をする必要がなくなれば、雅子さんは必ず復活する。それは現役の担当記者をしていた十数年前から信じていたことでした。 「生前退位」が明らかにしたこと 私は2008年までの約2年間、宮内庁の常駐記者でした。70代半ばだった前天皇の公務軽減策が提案されていましたが、前天皇は簡単には首を縦に振りませんでした。 生真面目な性格を考えれば、思うとおりの活動ができなくなった時に「位を譲る」ことは、容易に予測できたようにも思えますが、当時は考えもしませんでした。昭和天皇の闘病の記憶があり、天皇とは最後まで天皇であるのが
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