売り上げを除外して約6900万円を脱税したとして、東京国税局が川崎市内でソープランドを経営する「オフイスL」と「Dホールディングス」=いずれも川崎市=、2社の国本哲樹・実質経営者(49)を法人税法違反容疑で横浜地検に告発したことがわかった。 関係者によると、国本実質経営者は経理担当者に指示し、虚偽の業務報告書を作成して売り上げを除外する方法で、2020年2月までの約3年間で計約2億9100万円の所得を隠し、法人税計約6900万円を脱税した疑いがある。脱税で得た資金は高級車の購入資金などに充てていたという。 国本実質経営者は取材に対し、代理人の弁護士を通じて「国税局の指摘を真摯(しんし)に受け止め、すでに修正申告を行い、納付も済ませている」とコメントした。(中野浩至)
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