この記事は「安倍晋三元首相の国葬を映画批評家が分析したら、NHKのホンネがバレた件」の続きです。国葬分析記事3部作の2本目です。 ◆前回までのあらすじ安倍晋三元首相の「国葬中継」という、NHKの未来をかけた「作品」があまりにも異様すぎるという分析を、いくつもの根拠とともに描きました。 前座映像のファーストシーンには「岸信介」を登場させて、安倍晋三が統一教会の継承者であることのメタファーとした。 さらに岸田首相の「国葬擁護論」が滅多打ちにされる野党の論破ショーを見せ場として配置。この国葬の妥当性に疑問符を植え付けた。 きわめつけは、モリカケ桜のトリプルコンボ。古い怒りの記憶を呼び覚ましました。 そのうえで、いよいよ本編の中継を始めるという物凄い構成です。 その序盤戦もすごい。桜を見る会と同じ会社が行ったという、イベント演出面での「段取りの悪さ」を印象付ける数々の「演出」を行い、段取りの鬼とい
![【安倍氏国葬】"張りぼて祭壇"を映したNHKの意図|前田有一┃映画批評家](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/664b2347b84ffc26d665e5e04ebed018915eb66c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F87789511%2Frectangle_large_type_2_43230274cde0e6145976988cbe8484a3.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)