ブラジルの首都ブラジリアで、ジャイル・ボルソナロ大統領に抗議するため座り込みをする先住民(2021年8月23日撮影)。(c)CARL DE SOUZA / AFP 【8月24日 AFP】羽根のついた頭飾りに腰みの、ボディーペイントをまとったブラジルの先住民数千人が23日、首都ブラジリアで野営し、先祖伝来の保護区をめぐるジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領の政策と取り組みに抗議する座り込みを実施した。 参加者らは22日、大統領府や議会、最高裁判所など近代的な建物が並ぶ政治の中心地付近に、「生きるための闘い」と称し、テントを張った。 座り込みは1週間の予定。主催団体のブラジル先住民族連合(APIB)によると、ボルソナロ氏の「反先住民政策」に対する抗議活動が行われる。最高裁が25日、先住民の土地の保護に関する判決を下す前に、圧力をかける狙いがある。 APIBの代表はAFPに