駅の構内などでは、紙のポスターのかわりに、電子媒体を使った掲示物が多く見られるようになりました。デジタルに表示することから、「デジタルサイネージ」(Digital Signage)ともよばれています。 紙のポスターにくらべて、デジタルサイネージは電子的な表示板をつくり、置くための初期費用はかかります。しかし、紙とちがって印刷する必要がなく、また、発光ダイオードや有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)といった、光る媒体を使うために紙よりも目立つともいわれています。 さらに、紙貼りのポスターの場合は、広告の出稿期間が過ぎたら、紙を一斉にはがして、新たな広告に貼りかえなければなりません。いっぽう、デジタルサイネージであれば、広告内容の切りかえは、コンピュータの操作ひとつでできます。