長引く不況で昇給が期待できないという声を聞く昨今。ネット証券の競争激化で取引手数料が下がっている今、投資を考えてみてはいかがだろうか。 円高や東日本大震災の後遺症に苦しむ日本経済。年功序列で給料が上がった時代も今は昔、石川啄木の言葉のように、働けど働けどなお我が暮らし楽にならざりじっと手を見る……という人も多いのでないだろうか。 副業を禁止する企業もある中、増えない給料を補うために考える人が多いのが株式投資を代表とした資産運用だろう。実は今、ネット証券では手数料引き下げを実施しており、非常に取引しやすい環境となっているのだ。 業界でも格安の手数料をさらに値下げするのが、ネット証券最大手のSBI証券。同社では11月30日から、国内株式のインターネット取引(現物・信用)手数料や、夜間でも取引できるPTS取引の手数料を大幅に引き下げた。現物取引(スタンダードプラン)で約定金額が20~50万円の場