不妊に悩む女性を対象に、体外受精の際、本人の細胞の一部を卵子に移植する新しい方法を使って国内で2人が妊娠したと、大阪市にある不妊治療専門のクリニックが発表しました。 この新たな方法はアメリカで開発されたもので、加齢などで老化した卵子に体外受精を行う際、本人の卵巣の細胞から取り出したミトコンドリアというエネルギーを作り出すごく小さな器官を移植することで卵子の質が改善し、妊娠しやすくなるとされるものです。 このグループでは20代から40代の女性25人を対象に臨床研究を始め、これまでに6人の受精卵を子宮に戻した結果、27歳と33歳の女性2人が妊娠に成功したということです。 日本産科婦人科学会は、この技術について、去年12月、「科学的な効果は十分に検証されておらず、初期の研究や実験段階の治療法だと考えられる」とする見解を示したうえで、臨床研究の実施を承認しています。 HORACグランフロント大阪ク
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