(※)このページで紹介している事項は記事初出時点の情報に基づいたものです。本ページはアーカイブとして掲載しています。 ツイート 2011年11月9日 ストリーミング技術では、1990年代、米国で開発されたアプリケーションをいかにして導入・運用するかが大きな課題でした。しかし、現在ではDTV配信サーバや独自開発プレイヤのようにIIJが独自にアプリケーションを開発することが増えています。ここでは、それらの開発の背景と今後の展望を紹介します。 映像圧縮・伸張技術の国際標準化への流れ 1990年代に私たちが扱ったのはStreamWorksやRealAudio(RealVideo), VDOLiveといったアプリケーションでした。これらはエンコーダやサーバ、クライアントがトータルで設計されており、伝送に用いられるプロトコルも含めすべて独自開発されていました。しかし、当時のインターネットの世界では、各