先週は、余りにもびっくりの多い一週間でした。 7月29日に、下左側の歯が一本ぐらつき出し、歯科医に応急処理をしてもらったのですが、7月30日には、その歯の周辺まで痛み出し、7月31日朝には、仕事らしいことができなくなりました。 7月31日には、この日が〆切日の原稿や講演テキストがまったく創れないのです。痛みに負けて思考の集中力が欠けることを、生まれてはじめて経験し、びっ くりしました。とうとう7月31日に、その歯を抜いてもらい、周辺の口内も修復してもらったのですが、よい経験でした。肉体を持つことの弱さと大事さを 「びっくり」するとともに経験しました。以上は私ごとですが、もっと大事なびっくりもしました。 それは、拙著『二つの真実』(7月7日、ビジネス社刊)に記した同書の210ページ以降の「人は霊長類の一種ではなく、まったく別の種」という文章に対して何人かの読者から「進化論」につ